ニュースリリース
2008年12月18日
NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社
データロガー
【リモートスキャナ DC6100】 発売
~FAからフィールドまで多彩な構成と多チャネル・高速収録!!~

NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長 鈴木俊一)は、工業計測機器のラインアップの強化として、安価な低速・多チャンネルのデータロガー「リモートスキャナDC6100」を発売いたします。
リモートスキャナDC6100は、各入力ユニットの組み合わせにより電圧、温度、ひずみ、ロジック、パルスの入力とアラーム出力が可能なデータロガーです。ラボユースの小規模計測(10ch)からプラント向けの大規模計測(1200ch)までの構成が実現でき、10msの高速収録から1200チャネルでも100msの収録速度で長時間連続測定が可能です。
パソコンとの接続によるPCコントロール測定、DC6100のみで収録を行うスタンドアローン計測、インターネット経由で測定データの確認やアラーム発生時にEメール発信を行うWeb機能が可能です。一方、収録データはパソコンに収録されると共にDC6100のCFカードにも保存され、万が一通信がダウンしてもCFカードの制限容量までデータの収録を継続することが可能です。
当社はこの新製品「リモートスキャナDC6100」を、計測機器事業のシェア拡大に向けた製品と位置付けると共に、他のメーカでは実現できない赤外カメラとアナログ収録の融合をテーマとしたセンサ・フュージョン・ソリューションで新しい市場・業種への拡販と応用分野の開拓を目指します。
製品の特長
1)多チャネル収録
ラボユースの小規模計測(10ch)からプラント向けの大規模計測(1200ch)まで入力可能
2)高速サンプリング
30ch 使用時最速10ms での高速収録が可能。また、1200ch使用時には最速100msで大規模収録も可能
3)入力スキャナ
入力スキャナは、次の5種類を準備
10ch 温度・電圧ユニット 、ユニバーサルユニット、ひずみユニット、30ch温度電圧ユニット、DI/ALMユニット
4)マルチサンプリング測定
1つの装置内で、3種類のスキャン周期を設定。測定対象毎に最適なスキャン速度で計測が行えるため、内蔵メモリやCFカードの有効活用が可能
5)多彩な収録方式
繰り返し試験で有効な一定インターバル収録、可変インターバル収録、ステップトリガ収録等の収録方式が選択可能
6)3種類の計測モード
- PCコントロールモード
- EthernetまたはUSBとPCを接続することにより、PCをコントローラとしたデータ計測が可能
測定データは、PCへ収録されると共に、内蔵メモリー及びCF(コンパクトフラッシュカード)に保存 - スタンドアローンモード
- PCを切り離した状態でも本体操作キー(Start,Stop)により、本体単体での測定が可能
測定データは、内蔵メモリー及びCF(コンパクトフラッシュカード)に保存 - Webモード
- Webブラウザソフトにてインターネット経由で本体にアクセスすることにより、設定、データモニタ、ファイル操作、
時刻設定、Eメール送信などが可能
7)CF(コンパクトフラッシュ)カードスロットを標準装備
最大4GBまでのCFカードに対応。PCコントロールモードでもスタンドアローンモードでもリアルタイムにデータ収録が可能
主な用途
- 家電市場
- 研究開発、品質保証における温度・電圧・圧力測定
- 生産ライン、プラント市場
- 温度、電圧、圧力、荷重、濃度、電力量の連続監視
- 重工業、重電等の応力試験
- タービン等の大型機械の性能評価試験
- 建築、土木市場
- 大型建造物、橋脚、橋桁の疲労試験
建材の耐久試験(温度、ひずみ、環境計測) - 水道局、浄水場などの水処理施設
- 温度、濃度の連続監視
- 農業水産業などの温湿度計測
- 水産試験所(養殖等の温度・環境計測)
農業試験所(ハウス栽培等の温度・環境計測) - 輸送機器市場
- 車載およびベンチ試験におけるひずみ計測
環境試験室に於ける温湿度測定 - 新エネルギー開発市場
- 燃料電池、太陽電池などの温度・電圧・電流測定
販売価格
| 名称 | 形式 | 構成価格(税別) | 備考 |
|---|---|---|---|
| リモートスキャナ | DC6100 | \388,000 | 30ch構成時 |
| \581,000 | 60ch構成時 |
販売開始時期、販売台数
販売開始 2008年12月19日
販売台数 初年度 100台
本件に関するお問い合わせ先
NEC Avio 赤外線テクノロジー株式会社
マーケティング本部 野口、大沼
〒141-8535
東京都品川区西五反田8-1-5 五反田光和ビル
電話:03-5436-1372
FAX:03-5436-1618
主な仕様
1) 測定対象および入力設定
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 直流電圧 | ±20mV、200mV、2V、20V、100Vの5レンジ |
| 熱電対 | R、S、B、K、E、J、T、N、W、PR、KpAu7Feの計11レンジ |
| 測温抵抗体 | Pt100Ω、JPt100Ω |
| ひずみ | ±20,000με、±200,000μεの2レンジ |
| 接点 | 2kΩ以下ON/5kΩ以上OFF |
| デジタル信号 | 30V以下、DC~1kHzまでのロジック信号 |
| パルス信号 | 30V以下、DC~1kHzまでのパルス信号 |
2) 収録設定
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| マルチスキャン機能 | 異なる3種類の収録タイミングで同期収録可能 各スキャナを異なるスキャン周期で動作する3グループに設定可能 |
| 積分機能 | 電源周波数に合わせ、積分時間を設定し商用交流の影響を大幅に低減可能 50Hz(20ms)、60Hz(16.67ms)、50、60Hz共通(100ms)で積分可能 |
| スキャン周期 | 10、20、50、100、200、500ms、1~300s(1s単位)より選択 |
| 収録インターバル | 10、20、50、100、200、500ms、1~43,200s(12H)(1s単位)より選択 |
3) 収録方法
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 一定インターバル収録 | 一定インターバルで、設定回数のデータを収録 |
| 可変インターバル収録 | 最大5ステップの異なる条件での一定インターバル収録を順次行う |
| ステップレベル収録 | 最大15ステップの異なる設定レベル範囲のデータ収録を順次行う |
| 定時収録 | 毎年・月・日・時の設定、収録データ数設定により繰り返し定時計測可能 |
4) トリガおよびアラーム
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| トリガ設定 | 収録開始トリガ(時刻、キー操作、レベル、アラーム各要因のON/OFFで指定) プリトリガ(キー操作、レベル、アラーム各要因のON/OFFで指定) 収録終了トリガ(時刻、キー操作、レベル、アラーム各要因のON/OFFで指定) |
| アラームレベル設定 | アラームレベルを各チャネル毎に4レベル(上限↑、下限↓)設定 各アラームレベル毎に任意のアラーム出力チャネルを指定 アラーム出力のラッチ機能有り |
5) DC6100外形図(上図 60ch構成、下図 30ch構成)

※ 本仕様は、2008年12月19日の発売時点における内容で、予告なく変更することがあります。