ニュースリリース
2010年1月22日
NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社
赤外線機器製品 新シリーズ『InfReC(インフレック)』
保守・保全現場用 高機能サーモグラフィ
『Thermo GEAR(サーモギア) G120/G100』の発売について

- 『InfReC(インフレック)Thermo GEAR(サーモギア)G120/G100』
NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長 鈴木俊一)はこのたび、赤外線機器シリーズの新シリーズ『InfReC(インフレック)』を立ち上げました。また新シリーズ「InfReC(インフレック)」の第一弾として、保守・保全現場向け高機能モデル『 InfReC(インフレック) Thermo GEAR(サーモギア)G120/G100』の2機種を発売いたします。Thermo GEAR G120/G100は赤外線サーモグラフィの活用シーンが大きな広がりを見せる中、プラント設備の異常発熱箇所の早期発見や構造物の劣化診断といった安全対策に加え、熱ロス診断や廃熱評価によるCo2削減や環境対策として優れた能力を発揮できる製品として開発したものです。社会の安全を守る保守・保全用サーモグラフィとして革新的な機能の搭載、優れた性能性、低価格化を実現しました。弊社はこの製品で、より幅広く新しい分野・業種への拡販を目指してまいります。
サーモグラフィの新シリーズ『InfReC(インフレック)』について
サーモグラフィの新シリーズ『InfReC』は、「InfraRed Camera(赤外線カメラの意味)」を略した造語であり、「赤外線の情報を取り込む装置」という意味を持たせました。

- 『InfReC(インフレック)』のロゴマーク
従来、赤外線カメラの市場は温度計測分野を中心として発展してきましたが、赤外線を応用したアプリケーションは多様な可能性を秘めており、近年の研究開発や製品の高機能化・低価格化により、その市場は大きな広がりをみせています。当社は、これまで「サーマルビデオシステム(TVS)」シリーズと「サーモトレーサ」シリーズにより事業を展開してまいりましたが、新シリーズ名称を『InfReC』に統一し、温度計測の分野にとどまらず、地球温暖化対策などの環境保護や、セキュリティ・発熱者検査など、社会の安心・安全に貢献できる企業を目指して、赤外線カメラの市場をリードしてまいります。
なお、新シリーズ名称は本年1月以降の新製品から適用します。
保守・保全現場用 高機能サーモグラフィ『 Thermo GEAR(サーモギア)G120/G100』
新発売の「サーモギア G120/G100」は、設備や構造物の保守・保全現場において優れた能力を発揮する画期的なサーモグラフィです。異常個所の早期発見に求められる「様々なアングルでの撮影に適した形状」、「広範囲から異常を見つけ出すための高精細な画像」、「望遠レンズへの光学的対応」、「高温測定への対応」、「異常個所を素早く検出するための便利な補助機能」、「大量データの管理とスピーディなレポートの作成」といったニーズに応える、保守・保全現場の巡回点検に最適な製品となっております。
楽な姿勢で真上から真下まで自在なアングルで撮影ができるよう、片手で操作できるガングリップスタイルにビデオカメラのように回転可能なモニタを採用しました。質量は約800g(バッテリー含む)と、当社の従来品と比較して500gの軽量化を実現し、現場での点検をより軽快に行うことが可能となりました。
また、200万画素可視カメラによる可視像と熱画像の同時記録・並列表示・様々な合成表示モードや、可視像を明るく撮影するLEDライト、撮影箇所を示すレーザーポインタなどの撮影補助機能に加え、アラーム音が聞きとりにくい騒音の大きな現場でも有効な『バイブレーションアラーム機能(世界初 ※1)』、多彩な解析やレポート作成が行える無償ソフトの標準添付など、計測をサポートする様々な機能を搭載しました。
さらに、高機能モデル「G120」には、大型のプラント設備や建築物・土木現場など広範囲を測定する現場でニーズの高かった『パノラマ熱画像撮影機能(世界初 ※1)』、SDカードへ解析可能な動画データを直接書き込む『ダイレクトリアルタイム記録』など、革新的な機能を数多く搭載しました。
製品の特長
- 優れたデザインによる「ワンハンド測定」&「マルチアングル撮影」
- 広範囲を一度に測定!カメラ本体による「パノラマ熱画像撮影機能」(G120 世界初 ※1)
- 異常温度を検出すると振動で知らせる「バイブレーションアラーム機能」(世界初 ※1)
- SDカードに動画データを直接書き込む「ダイレクトリアルタイム記録」(G120)
- 独自開発 画像処理エンジンによる「デジタルエンハンスド処理機能」
- 放射率補正をより便利にする「多点放射率補正」&「放射率逆算機能」
- より高速化された「オートフォーカス」と「フルオート機能(フォーカスと温度スケールを同時に自動設定)」
- 対象物から短い距離でも広範囲な測定ができる、32x24°ワイド視野角
- 320x240画素センサ搭載で、ハンディでも1ランク上の高精細な熱画像を計測
- 異常個所の詳細な位置特定や小さな対象物の測定に適した10cm~短焦点測定
- 測定対象が分かりやすい可視像と熱画像の「並列表示機能」や多彩な「合成表示機能」
- 可視像を明るく撮影するLEDライト
- 撮影箇所を特定しやすいレーザーポインタ
- フィルタレスで1500℃高温レンジを追加可能(オプション)
- 望遠レンズを追加可能(オプション)
- 誰でも分かりやすいアイコンナビゲーションと16ヶ国語対応 多言語表示
- 特別なソフトを使用せずにPCで画像を閲覧できる「データ付JPEGフォーマット」(※2)
- ワードに、エクセルに、テンプレートで貼り付けするレポートソフト「NS9500LITE」を標準添付
- ※1 「パノラマ熱画像撮影機能」「バイブレーションアラーム機能」世界初(2009年12月末時点の当社調べによる)
- ※2 温度スケールの変更やデータ解析には専用ソフトが必要)
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 測定波長 | 8~14μm |
| 有効表示画素数 | 320(H)x240(V) |
| フレームタイム | 1/60秒 |
| 温度測定範囲 | -40~500℃ |
| 最小検知温度差 | 0.08℃(at30℃) |
| 温度精度 | ±2℃ または 読み値の±2%のいずれか大きい方 |
| 測定視野角 | 水平32°x垂直24°(標準レンズ時) |
| 瞬時視野角 | 1.78mrad |
| 焦点範囲 | 10cm~∞ |
| 測定機能 | 中心点、最高点/最低点・任意点x5、BOXエリアx5 |
| 可視カメラ | 200万画素 |
| 画像表示 | 3.5型液晶モニタ(チルト機構) |
| データ保存 | 記録媒体:SDカード 静止画、インターバル、動画、パノラマ合成、音声記録(30秒) |
| インタフェース | ビデオ出力(NTSC/PAL)、アラーム出力(オープンコレクタ)、USB2.0 |
| 環境条件 | 保護等級:IP54、動作環境温度:-15~+50℃(結露なきこと) |
| 電源 | リチウムイオンバッテリパック(4時間駆動)、ACアダプタ |
| 質量 | 約800g(バッテリー含む) |
メーカ小売希望価格
| 製品名・形式 | 希望小売価格(税別) |
|---|---|
| サーモギア G120 | 1,280,000円 |
| サーモギア G100 | 980,000円 |
販売開始時期
販売開始時期 2010年1月22日
本件に関するお問い合わせ先
NEC Avio 赤外線テクノロジー株式会社
マーケティング本部 中林、佐藤
〒141-8535
東京都品川区西五反田8-1-5 五反田光和ビル
電話:03-5436-1372
FAX:03-5436-1618